日々徒然愉快探索

アラカンおひとりさま生活を徒然なるままに。

SHARP「国産不織布マスク」

「SHARPマスク抽選販売事務局」からちょいちょい当選メールが届く。詐欺メールやなくて正当なメールやねんけども、最近ちょっと面倒に感じてる。


・・・いや待て。
1年前のあの頃の事を、忘れたらあかん。


2020年2月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスターが発生したダイヤモンドプリンセス号が横浜港に碇泊した。COVID-19は全世界に感染拡大した。コメディアンの志村けんさんが感染してあっという間に亡くならはったんが3月29日。東京都で1日の新規感染者数が日々増加してって87人になった4月7日、7都道府県を対象に初めて緊急事態宣言が発令された。夜8時を過ぎたら街の灯が消えた。みんなが食料や生活物資を買い込んで、マスクも消毒用アルコールも手指消毒剤も体温計も店頭から消えた。レトルトカレーやらトイレットペーパーまで消えた。


仕事やら買物に行くのにマスクしなあかんのに、マスクが買えへん。政府は「安倍のマスク」を配布した。私は自分でこしらえた布マスクを洗濯して使った。


そんな折、 SHARPが不織布マスクを生産し始めはった。4月28日に第1回目の抽選販売がスタート。三重工場の液晶パネル製造用クリーンルームで衛生的に作らはる不織布マスクは、電気メーカーが作らはったマスクっつーレア感と、さりげなく「SHARP」のロゴがエンボス加工されてんのがオシャレやっつーて、競争率100倍を超える人気抽選になった。1回応募しといたら抽選のたびに応募せんでも勝手にエントリーされるっちゅーから私も「当たればラッキーかな。」て思って応募した。


応募した事も忘れかけた頃、ついに当選メールが届いた。その頃には、珠玉取り混ぜではあったけども、マスクの販売は安定し店頭で買えるようになってた。
SHARPのマスクは1箱50枚入りで税込 2,750円。ほんで1箱買うだけやったら660円の送料が掛かる。ちょっと、いやかなり高価。
でも・・・マスクが全然買えへんようになったあの時、SHARPは政府の要請を受けて直ちにマスク生産の方針を決めて、1ヶ月足らずの短期間で生産体制を構築し生産し始めはった。その後も生産能力を増強したりマスクの性能を改良したりと頑張ってはる。真摯に社会貢献してはる姿に敬意を評して、2箱注文することにした。


これがSHARPの不織布マスク。1箱50枚入りで、25枚ずつビニールでパックされてる。(SHARPマスク販売サイトは→コチラ


ゴムはフワフワで耳に優しい。長めのノーズワイヤー入りで顔の凹凸にフィットできる。不織布は張りがあってツルッとしてて、悪くはないねんけども、欲を言うたらもう少し柔らかい肌触りやと良かったかな、と私は思う。
でも人気の「SHARP」ロゴは私もカッコええなと思う。



SHARPは今年3月24日にマスク生産1周年を迎えはったらしい。
その節は沢山のマスク難民に手を差し伸べてくれはって、ありがとうございました。その後も何度となく当選させてくれはって、ほんまに恐縮です。


1日も早くマスクせんでええ世の中に戻って欲しい。
昨日の東京のCOVID-19新規感染者数は1,979人。
何で日本は、1年以上経っても感染コントロールができひんのやろ。東京オリンピックは「コロナに勝った証に」やるんちゃうかったっけか。政府にはええ加減、本気で感染対策に乗り出してもらいたい。


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