いつも買物に行くスーパーで、珍しいカップ麺が売ってたから買うてきた。
山登りのお供に...と思ってたんやけども家で食べてしもた。ようある事。

さば料理専門店「SABAR」の監修らしい。つーか「さば料理専門店」なんかあんの？！　2014年に1号店「大阪福島店」オープン以来、現在は全国どころかシンガポールまで全20店舗を展開てマジか。全然知らんかったし。

鯖は、焼いたり煮たりしたんは食べるけどきずしは苦手。だいたい背の青い魚自体イマイチ好きちゃうねんな。うちの父は私が子供の頃、きずしをよう食べてて、なんでそんなもん平気で食べるんか、新鮮な刺身の方がよっぽど美味しいのに。大人は不可解やなぁ...と思って見てたっけ。

話が逸れた。
モノトーンでおしゃれなカップをオ〰プンッヌ。

かやくはキャベツ、ニンニク、ネギ、唐辛子。別袋で調味油と特製ペーストが入ってた。熱湯を内側の線まで注いで蓋をして3分間待つのこと。

3分後、調味油と特製ペーストを投入したら、ふわっと香ばしい香りが立ち上る。
いざ実食。

スープ、美味しいっ。
　あっさりしてて魚のお出汁が効いて美味しい。焼鯖みたいな香ばしい味がする。「アヒージョ風味」なんやそうなんやけど、アヒージョを食べた事ないからこれがアヒージョ風味やー言われたらそうなん？ としか言いようないねんけども、ニンニクの香りと唐辛子のピリ辛と、ほのかなレモン風味がイケる。
ただ残念なのが麺。ごくフツ〰の油揚げ麺やし少し食べすすんだところで飽きてきてしもた。ノンフライのしこしこつるつる麺やったらもっとずっと美味しいやろなぁ。

結論、「さばを味わうコク塩ヌードル」のリピはない。
けども、さば料理専門店「SABAR」はめっちゃ気になる。コロナ禍でお店に食べに行く事は難しいけども、お取り寄せも出来るらしいから試してみよっかな。鯖寿司を取り寄せて食べてみたら、子供の頃は怪訝で仕方なかった、きずしを好んで食べていた父の気持ちが、もしかしたら少し理解できるかもしれへん。